「新婚旅行?」
濡れた金髪の上に白いタオル、黒いTシャツだけを上に着て、妖はコーラのプルトップを開けた。
まだバスローブのままのクリフォードの隣、空いたソファに腰掛けながら、
ガバガバと一気に半分ほどを流し込む。
「あぁ、明日籍入れて明後日挙式、その後お前すぐ入学式だろ?
学校なんざ無視して休んでも構わねぇが…お前行きてぇだろ?」
「別に、どっちでも。っつーかどこだよ?」
「ラスベガス。」
「ケケケ、休みの日にまで荒稼ぎしてどーするんデスカ?」
「んなに馬鹿みてぇにガッツかねぇよ。遊ぶ程度だ。
…それに、テメェ以外じゃ、俺の相手になんねぇだろ?」
クリフォードの最後の言葉にニヤリ、と口端を上げた妖は、コーラを目一杯口に含み
新聞を読みながらくつろいでいたクリフォードに無理矢理口付けた。
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ちょっと時間は戻ってヒル魔さん入学前。
こういうしょーもない断片ばかりがたくさん浮かんでくる不思議。
つーか、このクリフォヒルキスばっかしてやがる!2010/5/1日記より。